ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

いきものがかりの「SAKURA」の舞台、初めての相鉄線

 「いきものがかり」の「SAKURA」に出てくる、「小田急線の窓に今年も桜が映る」という桜と、「二人で通った春の大橋」を見たいと考えました。初めて聞いた時は感動し、後にCDも買った。

 海老名市と厚木市出身の方ということで、「大橋」は「相模大橋」とされます。また、海老名駅では電車の発着時に「SAKURA」、本厚木駅では「YEEL」がかかる。どちらも、聞き入ってしまった。

 まずは、新宿から小田急線の本厚木駅までいき(かなり遠かった)、腹ごしらえで、厚木市役所の食堂で食事する。メンバーの方は、厚木市役所と海老名市役所に凱旋報告をした経験があるとのことで、相模大橋に近い市役所で、もしかして、食堂に入ったことがあるかも、知れない。

 そぼろ丼を頼み、なかなかおいしかった。それから、相模大橋のほうまで歩いた。小田急線の電車の窓からは、桜は時期的に見えなかったが、隣にあるあゆみ橋まで行くと、桜が咲いていて、こぶし(はくれん?)も咲いていた。

 とりあえずは、桜を見たということで、相模大橋までもどる途中に、相模川の渡しの記念碑があった。渡辺崋山という幕末の知識人が厚木を訪問した記念碑もあった。厚木は、相模川の水運で栄えたようです。

橋を渡って海老名市に入る。

 歌の世界では、高校生カップルらしき若い二人が、橋を渡って通学し、卒業してから、一人はふるさとを離れ、もう一人は桜が散るなか、過去の恋を思いながら未来へ思いをはせる。青春はこんなにも不安定なのだ、と胸にせまる。

 この歌が発表されたころ、私は昼間は新宿のレストランでアルバイトしていて、有線放送でこの歌がかかると、いつも聞き入っていた。

 天気は良くて、相模大橋からの景色は綺麗で、広々としていた。

 それから、海老名駅にいき、かつて凱旋ライブをやったという、ビナウォークをみて、新星堂というCDショップに行った。ビナウォークはなかなか賑やかで、若い人が多かった。

 新星堂では、壁一面を使って、いきものがかりに特化した展示コーナーがあり、新作のCDの紹介や、いきものがかりのファンの人たちの寄せ書き用のノートが置いてあった。ファンの人たちの「聖地」なのだろう。

 

 海老名駅には、相鉄線の駅もあり、西高島平まで直通電車ができたと、人が語るのを聞いていた。今まで、相鉄線に乗ったことがないので、せっかくだから、あの黒い車体の電車に乗ることにした。

 「西高島平」と表示がある電車の先端の写真を撮っていると、私と同じように、写真を撮る若い男性と小学生くらいの男の子がいた。マニアの人だろうか。

 男の子は、電車の最前の運転室が見える場所にずっと立っていた。私が降りる時もそのままいたので、たぶん、西高島平まで行くのだろう。