ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

1988-01-01から1年間の記事一覧

1987年11月〜1988年の俳句夕桜17字

身の内に赤き鳥翔つ咳込めば 死を急ぐ光となりて冬の薔薇 罪深き裸身となりぬ寒の紅 リラ匂ふ父似の僧を目で追えば わが影に鬼女見え隠る夕桜 耳鳴りの時空をよぎり夏の蝶 日盛や砂を握れば鳥の墓 梅雨寒や手に取ればみな古雑誌 原爆忌童画の顔に影は無く 玩…