ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

昨日大阪に到着、今日は奈良へ、京都で視覚障がいの男性と鉄道話し

 昨日、大阪に到着し、今日は1人で奈良の安倍文殊院にいき、弁財天を拝んできた。なかなか、趣のある寺でした。

 桜井にくる前、鶴橋で乗り換えるので、少し、鶴橋を歩いてみた、韓国の方がおおく。うまい店が並ぶことや、「血と骨」の舞台でもあり、一度は行きたかった。

 立ち食いの冷麺を食べたが美味しかった。

 大阪では、エスカレーターに、みんな、右側に立ち、左をあけるようで、東京とは逆とされていますが、京都は、右側に立つこともあれば、左側に立つこともあるようで、決まってない、前の人に合わせるようだ。場所によって違っていたので、感心した。 

 京都で、白杖を持った視覚障害者の男性が、「あ、珍しいほど、ふるい電車がやってくるよ」

と声をだした。男性は、なにか探していて、ホームに落ちたら危険なので、「どこにいきますか」 

「清涼飲料水の自動販売機を探しているのよ」

 男性を近くの自販機につれていき、130円のコーヒーのボタンをおして、カードの残額を読み上げる。

「なんで。ふるい車両と分かったのですか」

「音だよ。あの重たい音にブレーキ音。モハ113、とか、書いてるでしょう」私があわてて写真を撮ると男性は、

「姉さん、今からテツオタになるの?止めなさいよ。お金がなくなるよ」

「しかし、モハ何とかは珍しいですか。茅ヶ崎と八王子の間にまだ、いませんか」

「ふるい車両だから、なかなか少ないよ。おれたちはね、電車の音を録音しては、どこを走る電車か当てて、盛り上がるのだよ」と男性は笑った。