ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

父の葬儀

 父の死を受け、翌日日曜日午後1時に何とか実家に到着すると、母の甥夫婦、姪夫婦(甥姪といっても母とほぼ同年齢)と葬儀社の男性が待機しており、お通夜と告別式の日取りを早く決定しなければならないが、 肝心の長男(弟)がまだ到着しない。

 とりあえず、香典返しは海苔、引きもの(引き出物?)は梅干し、棺桶は布張りで、写真はこれを使う、など、 施主がいなくても決められる事項のみ決めた。

 「引き出物のコーヒーは不味かった」と母の姪夫婦が言えば 「じゃ、それはやめよう」。 水曜日が友引なので、儀式は水曜日前にするか、後にするか、話し合うと、夫は、「みんな、仕事があるから、月曜お通夜、火曜日告別式にしましょう。 香典返しはいくらのものにしましょう。この後、いろいろ経費がかかるから。 引き出物の数は、(数えて)9個ですね。いつまでに持ってきますか? 納棺は何時で、出棺は何時ですね。では、その間にあれを買ってきましょう。こうしましょう」

と立て板に水のように語ると、 全員、ほっとした空気が流れ、その指示に従う。

 葬式に引き出物があるなんて、知らなかった。 そのうち、弟と息子が到着するが、義妹は来ない。 お金がかかるから、来させなかった、と説明する弟はすでに不機嫌だった。

 やがて、わたしが急いでいて着物の喪服を持ってこなかったことに、母が不満を言うが、そんな余裕なんて実際なかった。  

「あらかじめ、実家に郵送しておくのよ。お父さんが死にそうと分かっているなら」 と母の姪が云いますが、 その通りだが、父が生きているときはそれは心理的に難しかった。

 やがて、わたしたちが急いで出てきたため、数珠を持ってない、という仕儀になり、あわてて100円ショップに駆け込む。 誰がお通夜に来て、誰がいけない、という確認作業、食事のしたく、布団をしく、葬儀社の男性との打ち合わせなど、不慣れな作業にまごついた。

  夫は、お金の計算しつつ、葬儀社の人と打ち合わせ、 わたしは親族に布団をしいたり、お茶出し、買出しをした。

 弟は、台所で来客の食事作るので 「刺身と肉を買ってきて。あ、ほうれんそうとか野菜も」 と指示される。

 そして、弟が携帯電話を持たない人間なので、連絡できない事項やら、 葬儀社の人の細かい指示に、メモを取らずやったことなど、 不手際が重なり、 引き出物を渡さなかったり、 二重に渡したり、お茶がぬるいと苦情があったり、布団が冷たかったり、 トラブルがあった。、しかし弟と協力して、 何とか一連は終了した。

 写真は、帰りの飛行機に乗る直前のラウンジにて。