昨夜の新川沿いの夜桜が見事だったが、夜なのでエゾヤマザクラかソメイヨシノか判らなかったので、本日、もう一度昼間の桜を見てきました。
エゾヤマザクラとソメイヨシノが両方あり、今が見頃の見事さだった。
どれも綺麗だが、ソメイヨシノは特にここが北限ということで、感慨深い。野良猫は「東京のソメイヨシノより少し背が低いけど、その分、花がよく見えて、すごくたくさん咲いて、絶景だよ。ピンクのエゾヤマザクラと並んで、綺麗だし、ここだけ見たら、もしかしたら、東京の桜より豪華かも知れない。東京の桜に負けていない」と控えめに自慢する。
私たちは北24条から宮の森通りを歩いて新川沿いの桜を見て、それから八軒を通ると、学園都市線の線路脇に、ソメイヨシノが美しく咲いていたが、誰も見る人がいなかった。「札幌にはソメイヨシノなんて珍しいのに、もったいない」
さらに、二十四軒を通過し、環状通りから西28丁目を経て円山公園まで歩いた。
「円山公園はずいぶんマンションが建ったな」「おしゃれな店が多いわね。物価、高そう」「東京で言えば、目黒区みたいなものか」
円山公園駅から公園内に入ると、原生林みたいな木が並ぶ広場で若者たちがシートを敷いて花見をしていた。「エゾヤマザクラも少しあるけど、ここは、花見より宴会をする場所だからね。桜は少ないよ。以前は火を使ったジンギスカンとかバーベキューができたんだけど、コロナ以後、火気厳禁になったから、以前より人が少ないでしょう。昔は、もっと混雑していたよ」「いや、今もけっこう人がいるよ」
私たちは、エゾヤマザクラが咲くグラウンドの縁石に座って弁当をたべて、休憩した。家族連れが多かった。
北海道神宮までいくと、梅や桜、白や紫のマグノリアが咲く庭園があった。見事なマグノリアのそばに、梅園があった。桜も梅もマグノリアも一緒に見れてしまう穴場だと思った。
北海道神宮の参道のソメイヨシノとエゾヤマザクラも綺麗だった。
