本日、イオン東武練馬にて、のん(能年玲奈)主演の「星屑の町」という映画を見てきました。
売れない昭和のムード歌謡グループが、東北の村に公演に訪れ、歌手志望の村の娘がそのオジサン歌謡グループに加入、売れていくストーリーを、喜劇的に描く内容で、
歌謡グループのボーカルの渋い歌声も、戸田恵子演じるベテラン歌手の歌声も味があり、
もちろん、主演の能年氏は歌がうまくて、「恋の季節」を歌いながら、田舎娘がさえざえとした美貌に変わる姿に見とれて、すっかり能年氏の虜になる。
映画のなかで歌われる「さようならの彼方に」(内山田洋とクールファイブ)、「手紙」(由紀さおり)、強がり(戸田恵子+中村中)、「miss you」(オリジナル)などがすごく良かった。
夢があって東京に行き、売れないムード歌謡グループのリーダーである兄と、地元に残り屈折する思いを抱く弟、
売れないことに慣れて、夢も希望もないオジサンたち、
一度は東京に出て夢破れたが諦めきれない若い女性、それぞれ、人生があり、昭和歌謡がその人生を代弁するよう。
歌は、人生そのものだと、本当に思います。
#星屑の町