ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

2010年の俳句(2)秋の海17字、茅ヶ崎を訪問

川は地の裂け目となりて芒原

子規の忌の座り疲れし句会かな

林檎剥く夫は訛りを失へり

サーファーに長き青春秋の海

図書館で会う人紫式部の実

色鳥や朝餉の菜は庭で摘む 

寄席出れば上野も日暮れ濁り酒

込み入ったことには触れず新酒酌む

神留守を知らず祈りし恋の首尾

 

 茅ヶ崎の叔母の家に泊まり、海岸を散歩しました。細身のサーファーたちが海で遊んでいたが、若者だと思ったら中高年だった。