ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

シャンソン歌手Singer hiromi氏のライブ@北区民センター、札幌駅地下歩道のサイエンスフェスタ

 

 北区民センター三階の講堂にて、シャンソンや歌謡曲を幅広く歌うSinger hiromi氏のライブがありました。まずは、ウクライナ出身のアコーディオン奏者のアレックス(オレクサンダー・ガブリロフ)氏が、「リベル・タンゴ」を情熱的に演奏した。それから、ギタリストのトミー(高田富世)氏とアレックス氏とともに、hiromi氏が、「百万本のバラ」「愛の暮らし」など、加藤登紀子先生の歌のカバーを披露した。百万本のバラは、元は、グルジアの歌らしかった。hiromi氏の歌は情感たっぷりで、すごく泣けた。最後に、「ラストダンスは私と」というシャンソンが、良かった。この歌は、ダンスパーティーでラストは私と、というのではなく、いろいろな人と出会って成長して、その経験を魅力にして「私のところに戻って人生の最後は私と」という意味ではないだろうか。

 高田富世先生は、作詞作曲もなさり、「田代純子&松野行秀」(松野行秀氏は女優の沢田亜矢子氏の夫兼マネージャーとして離婚騒動で有名になり、その後歌手やホストを経て、現在は身体を鍛えてゴージャス松野としてプロレスラー)に作曲した「心酔わせて」は、その後、川口哲也という人がカバーした。

 午前中は、札幌駅地下歩道で、「サイエンスフェスタ、北海道大学の博士学生が描く、66のミライ」を見学しました。私には、難しいことは分かりませんが、医療や技術の向上で、1人でも多くの人に明るい未来をもたらしたい、という若い研究者の情熱に感じ入った。

 「ウェブ漫画を読もう」では、森林資源を守るためにウェブ漫画を読もう、というのが、興味深いと思った。また、アルツハイマー早期発見のための研究なども足を止めた。

 私は、ふだんは、あまり何も考えずに生きていて、じっさい、生きるだけなら特に思考はあまり要らなかった。結局は、何も理解できないが、難しいものを読んで少しは頭を働かせようと思った。

 札幌は、手が届くところに、音楽家や研究者、知識人がいて、地下歩道のような公共の場に、研究者が発表をするのを見れた。