ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

クリスマスソングは「もうバンドマンに恋なんてしない」と「クリぼっち」を

 クリスマスなので、元値が高い国産チキン(半額)、ヤマザキのケーキ(40円引き)を食べて、250ミリリットルのビールを野良猫と半分ずつ飲みました。2年前のクリスマスにも、ヤマザキのケーキを食べていたが、安いけどおいしかった。札幌でのクリスマスは両親や兄弟がそばにいるので、気持ち的に安心があった。

 それはそうと、今年のクリスマスは、町中で、山下達郎さんの定番クリスマス曲を耳にしなかった。

山下達郎さんや松任谷由実さんの「恋人がサンタクロース」を耳にすると、周りが「社内旅行はハワイ」「飛行機で東京に行き赤坂プリンスホテルでデート」「プレゼントはティファニー」とか騒いでいるのに、自分は朝から晩まで工場勤務だった淋しいバブル時代を思い出し、ほろ苦い気持ちが蘇ります。

 クリスマスそのものがバブルの時代の行事みたいなので、自分が好きなクリスマス曲は特にない。でも、クリスマスっぽい歌で、「ゴールデンボンバー」の「もうバンドマンに恋なんてしない」と、「さくらかわ」という人の「クリボっち」というボカロ曲が、良いかな。「もうバンドマンに」のMVは、JR東海のクリスマスエキスプレスのコマーシャル(山下達郎さんのクリスマスソングを使用)を連想させるもので、二組の、寒さをこらえて恋人を待つ女性と、待ち合わせの時間に駆けつける男性を金爆のメンバーが演じて、可愛くて素敵だった。「クリぼっち」は、友達も恋人もいなくて家族とも仲良くない若者の淋しい心情がリアルだった。

 もう、私は独りぼっちではないけど、想い出のなかの自分は、1人だった。