ずぶぬれの二人の札幌

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新型コロナワクチン接種・自治体の能力差

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 本日、大手町の自衛隊大規模接種会場で、コロナワクチン「モデルナ」の接種をしました。

 板橋区は、14日から40~64歳までの人に、前倒しで接種券を発送し、その流れに乗って、大手町での17日からの64歳以下への接種に参加できました。

 今月はじめ、65歳以上の知人二人が、同じ日に新型コロナワクチンの接種をしました。

 男性知人は、

「僕は、板橋区の某病院で接種したが、1時間早く到着して、結局待たされた。先に打つ予定の人が遅刻して、看護師の人がバタバタしていた。どうして、こんな大事なな日に遅刻するかねえ」 

(推測するに、ファイザーのワクチンは、一瓶から6人分使えて、その一瓶の割り当てが誰と誰、というように決まっているので、一人が遅刻すると、混乱するのか?)

 女性知人は

「私は、大手町で自衛隊大規模接種を受けたけど、1時間早く行ったけど、そのまま、さくさく案内されて、あっという間に接種が終わったわ。

 さすが、自衛隊は、修羅場に慣れているわね。案内の人たちは手慣れていたわ」

 その話を聞いて、

「じゃあ、私も、自衛隊大規模にしようかしら」

「そうよ。自衛隊大規模接種をお勧めするわ」

 病院は、ファイザーというワクチンで、自衛隊大規模はモデルナだそうで、ファイザーは希釈するので、希釈ミスがあるが、そのまま使えるモデルナなら、希釈ミスはないだろう、とも考えた。

 三田線大手町駅の改札を出ると、すでに、看板を持った案内の人が「大規模接種会場はこちらです」と誘導し、地下道には案内板も多く、迷いようがなかった。

 64歳以下への接種の初日ということか、報道陣にインタビューされた人が見えた。

 会場に入ると、受付で黄色いファイルの書類をもらい、多くの係員が、

「こちらからおはいりください。黄色い椅子に座ってお待ちください。こちらの通路をお通りください。こちらの席で問診をします。接種会場はこちらです」

と逐一、誘導され、その組織力統率力が素晴らしい。

 迷いようがなく、「どう行けば良いですか」と質問する余地もなく、人間ベルトコンベヤーのように、人が、サクサク動く。

「さすがは、修羅場に慣れた自衛隊」と言われるだけのことはありました。

 接種を受ける人は、40代50代が多かったが、30歳以下らしき若者も少しいました。

 若者は、たぶん、18歳以上の人すべてに接種券が送られた墨田区や中野区の人、あるいは、接種券番号を問い合わせて自力で何とかした機転きく若者なのだろう。

 緊張しながら、接種のための椅子に座ると、女性の医師が

「緊張してますね。でも、今日はぐっすり眠れますよ」

と声をかけながら、一瞬で接種が終わった。

 痛くも痒くもなかった。今のところは。アレルギーとかも、特になかった。

 終わると、2回目の接種の予約をしました。なるべく、最短で予約できた。

 とりあえずは、オリンピックが始まる前には、ワクチンを打てて良かった。

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 ちなみに、私は14日に接種券を受け取り、16日午前0時から64歳以下の大規模接種のネット予約をして17日に接種したが、

 野良猫氏は16日になっても接種券が届かず、「慌てなくていいよ。役所の人も大変だから」と言ったが、16日午前0時から予約枠が埋まりつつあると思った私は、保健所に電話して(なかなか繋がらず、何度もかけ直した)、野良猫の接種券番号を問い合わせ、(番号さえ分かればネット予約できるので)16日午前10時に野良猫の予約を完了した。

 その時点で、今週は予約枠が埋まり、21日から27日までの枠のみ空いており(え?もう今週は埋まったの?)、21日に何とか予約できて、そのあとで接種券が届いた。 

  新型コロナワクチンの接種券配布は、各自治体の能力差を浮き彫りにしました。

 すでに接種券を手にした18歳以上の墨田区中野区、さらに駆け込みで板橋区豊島区江東区の人たちが、大規模接種会場にエントリーしたが、接種券が届かない地区の人はどうすることもできない。

 板橋区、豊島区は前倒しで接種券を発送、がんばっていますが、板橋区は40歳以下の若者は、自力で券番号を聞き出し、間に合わせるしかありません。

 優秀な人というのは、先を見越して、今から手を打てる、計画を立てられ、柔軟に対応できる人なんだと、つくづく、感心します。

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 近隣の人が今年の1月にコロナ感染、入院できる病院が近くになく、遠方の病院に入院し、命は助かったが、酸素吸入をしてとても苦しく、治ったあとも、体調不良だと聞きました。

 若者でも後遺症があり、だるかったりめまいがすると聞きます。

 感染して助からなかった人、入院さえできなくて力尽きた人、後遺症に苦しむ人たちに、このワクチンがあれば、かなりの人は助かっただろう。

 早くにワクチンを打てた自分は、恵まれていたと思う。

 感謝しかありません。 

 追記

 接種後の翌朝、腕を動かすと鈍痛がありますが、激痛とか腕が上がらない、腫れる、かゆい、ふらふらする、だるい、発熱、胃腸の不調はまったくありません。

#自衛隊

#新型コロナ