30回目の結婚記念日の今日、札幌で野良猫とよく行った「びっくりドンキー」の池袋サンシャイン通り店に行きました。
札幌にいた時、誕生日や給料日、祝い事があると、びっくりドンキーに行ってました。
木でできたメニューは健在だった。
木の皿に入ったハンバーグディッシュを注文した。
いつも、食後に、「メリーゴーランド」という、なかに白玉が入ったパフェを頼んでいたが、それは無くなり、白玉の入った二種類のパフェになっていた。
「昔と変わらず美味しい」
「札幌新道のドンキーに、よく、行ったよな。あの頃は楽しかったな。でも、今はもっと楽しい」
隣の席に、親子連れの客が入ると、席と席の間に、コロナ対策のため、ビニルシートが、ブラインドのように吊り下げられた。
「お、個室みたいな雰囲気になるね。どうせなら、透明なビニルじゃなく、柄つきにすれば、個室みたいな雰囲気がもっと出るのに」
「いや、これは、感染予防だから。個室みたいな高級感を出すためじゃないから」
帰りは、新板橋のタカセまで歩き、安売りのフランスパンを買った。
いろいろ考えると、今のほうが、幸せだと感じる。
年を取り、人生の1日1日が大事だと思うと、許せなかった過去やしょうもない自分が、許せるというか、
「ま、あのときは、仕方なかったよな、誰でもそうだよな、良かれと思っていたが裏目に出るのも人生だし、今が良ければ良いんだ」と思える。
# びっくりドンキー