ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

迎賓館赤坂離宮と国会議事堂見学ツアー

 はとバスツアーで、赤坂迎賓館と国会議事堂の見学コースに参加しました。

 朝の9時40分までに、東京駅丸の内側のはとバスのバス発着所に到着し、私たちは黄色のバスに乗り込んだ。

 女性のバスガイドさんがいて、挨拶し、バスは皇居の前を通り、武道館や靖国神社の脇を抜けて、迎賓館に向かった。

「武道館は、屋根の擬宝珠が有名ですが、その形は法隆寺を模したとも言われます」とガイドさんが説明すると、野良猫は、「玉ねぎを模したんじゃないんだ。光る玉ねぎだと思ってた」「柿食っても鐘は鳴らない法隆寺」「あの鐘を鳴らすのはあなた、この金をもらうのは私」「なんですと?」

 バスは、学習院付属小学校の前を通り、迎賓館に到着した。手荷物検査に時間がかかった。迎賓館は、鉄柵越しに遠くから見たことがあるが、中に入ったことはなかった。

 迎賓館は、外装はバッキンガム宮殿、内装はベルサイユ宮殿の影響を受けているそうです。

 白塗りの壁の廊下は、質素に見えたが、花鳥の間や朝日の間などの、要人をもてなす部屋は、たくさんの鏡や絵画、豪華なシャンデリア、調度品が並び、美しく華やかだった。

 「このシャンデリアは1000キログラム以上あります」と説明されると、シャンデリアの真下にいた野良猫が、すぐに離れて、「落ちたらたいへんだ」「オペラにシャンデリアが落ちてくる場面の演目があったね」「迎賓館の怪人だね」

 平成の天皇陛下(上皇)や、安倍晋三元総理大臣が、海外の要人と会談する写真が飾られていた。内部の写真撮影が禁止なのは残念だった。

 私は、羽衣の間に作られたオーケストラ用のボックスに関心がありました。この空間にオーケストラが入って、舞踏会が催されたら、素敵だろうなと思った。

 噴水が美しい主庭から、迎賓館の全体が見えた。私たちは、その場にいた人から、写真を撮ってもらいました。

 噴水が美しい。

 わたしは迎賓館の売店で、記念に、「朝日の間」の写真マグネットを購入した。

 それから、バスは、「トニーローマ」というアメリカ料理のレストランに向かい、私たちは昼食をとりました。

 魚のステーキがおいしかった。食べ終わるころ、チョコレートケーキとコーヒーのデザートがでた。

「おいしかったな。やっぱり、ツアーの旅行は、効率的に回れるし、説明もあるから楽しいな」

 食事が終わると、バスは国会議事堂に向かった。ここでも、手荷物検査があり、それが終わると、階段を登って、衆議院の会議場を傍聴席から見学した。

「傍聴できるんだ、知らなかった」「想像していたより、狭いな」「想像していたより、暗いわ」

 国会議事堂内に天皇陛下や皇族の方々がいらっしゃった時の休憩室や、中央玄関なども見学できました。

 新しく大臣が選出されたときに、階段に並んで撮影されますが、私は、国会議事堂のなかの階段で撮影していると思っていたが、そうではなく、首相官邸か首相公邸で行われるそうです。

 国会議事堂全体の写真を外から撮影し、売店でまた記念のキーホルダーを買った。野良猫は、「札幌に戻るから、みんなにお土産を買う」と国会議事堂土産のお菓子を買った。

 こうしたちょっとした記念品は、非現実的非日常的な夢の世界の欠片だった。

 それから、バスは、東京タワーや、いま話題の麻布台ヒルズの前を通った。麻布台ヒルズのガラスの壁に東京タワーが映る。

「麻布台ヒルズって200億円の物件の部屋があって、すでに売却済みだってさ。高い買い物だよ。不便な場所だと思うな」「初競りのマグロに3億の値段がつく事象と、どこが違うか分からないわ」

 バスは、お台場やレインボーブリッジ、フジテレビ、有明コロシアムなどのオリンピックの施設などを車窓から見ながら、月島、築地、歌舞伎座を経て銀座を通り、東京駅に戻った。

 バスガイドさんが、無伴奏で、「東京のバスガール」という歌を唄ってくれて、とても素敵だった。