ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

初日の出@上手稲神社、成田山新栄寺、北海道神宮

 地下的の1日券を買って、6時4分の真駒内行き始発電車に乗り、宮の沢駅まで行って、上手稲神社で初日の出を見ました。気温がマイナス7度と言われて、私たちは、ユニクロの極暖の下着をきて、ロングダウンコート(ベンチコート)を着た。

 しかし、風はないので、そんなに寒さを感じず、宮の沢駅から10分ほど歩くと、山の上に続く参道があり、登り切って少し待つと、鳥居と松の木の間から、ゆっくり初日の出が上がった。「綺麗だね。こんなところあるなんて知らなかった」

 上手稲神社は、札幌での初日の出鑑賞の隠れた名所のようだった。小さい社殿だが、歴史ある感じだった。

 それから、すすきの駅に行き、千葉県の成田山新勝寺の別院、成田山新栄寺にお参りした。

本堂では、新年の祈祷が始まり、五穀豊穣を祈っていた。休憩室ではお気持ちのお金を置いて甘酒とみかんを頂いた。「正月は甘酒を飲まないと気分が出ないな」

 ここにも観音様?が祀られていた。

 かつて、東京では初詣に牛天神に行って、新年最初に梅の花を愛でるのが好きでしたが、成田山新栄寺には、廊下に造花だけど梅の花が飾られて目を引いた。

 1日券でどこでも行けるから、このあと、麻生まで行って、イオンで母に頼まれた買い物をして実家に向かった。私が描いた宝船の絵を母は褒めてくれて、絵を壁に張ってくれた。美術の成績が1だった私は生まれてはじめて、「上手だね、絵の才能あるわ」と言われた。これから、新しい自分になれるかな?

 実家で蕎麦を食べてから、野良猫は「地下鉄の1日券あるから欲張って使い倒すのも手だよ」「じゃあ、北海道神宮に行ったことがないから、行ってみたいな。パワースポットなんだって」

 北海道神宮には、円山公園から公園口鳥居から入った。たくさんの参拝客が向かっていた。参道には、灯籠がたくさん並んでいた。

円山公園って京都にもあるわね」「京都の円山にちなんじゃないかな。札幌は京都みたいに碁盤の目みたいな街だし」「そういえば、京都の円山公園の近くに、安井金比羅宮という、おどろおどろしい縁切り神社があったわ」「北海道神宮開拓神社だから、そんなものはないんじゃないか」「北海道神宮の二の鳥居から入ると、縁切り祈願になるらしいわ」 

 混んでいたので、遠くから礼拝し、昭和天皇が植えた松の木を見た。

開拓の神様の他に、日本の近代化に寄与した明治天皇も祀られ、皇室と繋がりもあるそうです。開拓神社や、鉱霊神社などもあり、先人たちの「この大地を発展させたい」という想いを感じた。

 参道に露店が並び、私たちは甘酒を買った。甘酒は熱々で、それをストーブのあるテントでのんだ。「北国仕様だな、熱々だよ」