ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

正月飾り、鏡餅、屠蘇散、枕の下の宝船

 正月飾りを買うために、みんなでスーパーに買い物に行きました。恵比寿様と大黒様が並び、小判や鯛、鶴、祈祷済みの御札などの縁起物がぎっしりと満載な華やかな正月飾りばかりだった。

「何だか、東京の酉の市の熊手とか、大阪の十日戎の飾り物を思い出すわ。神社に店が集まるような大々的な売り出しじゃないけど」「北海道の正月飾りも豪華だよ」「大阪の人は正月飾りより、恵美須さんでお金を使うのかな」

 野良猫は家族と「どれにする?鏡餅は床の間?玄関?」と相談しあって、楽しそうだった。実家には大きな鏡餅(の形をしたプラスチック容器に切餅が入ったもの)を飾るとして、私たちは、小さい鏡餅をもらった。

 子供のころ、実家では正月に、「口取り」という鯛や海老の形の甘い和菓子を買っていました。甘すぎて、あまり好きではなかったが、久しぶりにスーパーで見かけた。

 

 野良猫は、姪が勤める会社のカレンダーを有り難く押し頂いた。「会社関係のカレンダーは、紙質が良いね」いつも、100均のばかりで、会社関係のカレンダーをもらうのは久しぶりだった。

 帰りにマックスバリュに寄って、「お屠蘇」の粉末を買った。これを赤ワインにいれてホットで飲むとなかなか良かった。祝儀袋みたいな紙袋に入っているのも素敵だった。

 東京にいる時は、元日に枕の下に「宝船」の絵を入れて良い夢を見るようにすることが、時にはありました。桜上水八幡神社に、宝船の絵が置いてあって、それを枕の下に入れると、夢は覚えていないが、未来を信じられる気がした。

 が、札幌には宝船のみ置いている神社が見当たらなかったので、自分で描くことにした。しかし、不器用な私は七福神や宝物は描けず、巾着袋に「金」「財」「長寿」などと書いた。