上野に用があり、ついでに街を散策し、上野の弁天さまにお参りしました。
ロンドンスポーツなど、スポーツ用品を安く売る店や、軍服を売る店がならび、見ていると面白かった。
アメ横では、黒人の販売員さんが、裸の女性を描いたTシャツを売る店があり、こんなシャツを誰が買うのだろうと思った。
お店の写真を撮りたかったが、眼光鋭く厳つい販売員さんだったので、止めた。
アメ横とは、アメリカ横丁らしく、派手なデザインの凝った服を売る店が多かった。
東京には、いろいろな場所や変わった店があるが、自分が享受できる場所は、ほんの一部だなあ、自分には用のない世界ばかりだなあ、と痛感した。
上野駅前に、つるや、という素朴な雰囲気の蕎麦屋があり、今までは高そうな店だと思っていたが、よく見るとそうでもなかったので、入ってみた。
おろしそばが470円、美味しかった。
メニューが英語でも書いてあり、海外からの観光客も、上野駅そばのこの店に来るのだろう。
もしかしたら、東北地方からの集団就職した人や、おのぼりさんにとっても、東京での第一歩を刻む、懐かしい店だったのかも知れない。
上野の弁天様付近は閑散としていた。
疫病退散のお札が切実。
上野には、オークラ映画館という、成人映画ばかり上映する、500円映画館があったが、まだ健在だった。
明らかにレプリカの宴会用のセーラー服を着た女装家が、男性と腕を組んで出てきた。
上野とは、素朴な雰囲気と強烈な個性が同居する、パワフルな街だと思います。
# 上野 つるや 蕎麦屋
# 上野オークラ