昨日、いつものカレーの店にいき、店の手伝いの方と、落語の話しをしました。
「私は、勘当された若旦那ものが好きなんです。遊び人の若旦那が、いやいやながら奉公に出たけど、仕事に身が入らず、妄想に耽る。大笑いですが、気持ちはよくわかります」
そして、若旦那のしぐさを模写してみせ、上手さに驚くと、
テレビでは、元アイドルグループのメンバーだった男性の飲酒運転や、水泳の日本代表の方が不倫して、コマーシャルの出演がダメになっただのと語り、「某氏は反省の色を見せて云々」と語られた。
「あんなに才能があり、美貌で歌もダンスも上手くて、一度は世に出たのに、勿体ないことだ、
私のような、何の才能も美貌もない、落ちようのない人間から見れば」
「反省の色とは、どんな色なのでしょうね」と、不意に問いかける人ありて、
「反省の色。白かな。汗の色かな」
テレビでは、元アイドル男性が腹の底から反省していないとか、語りはじめ、
「腹の底、て、どのあたり?」
とさらに問われ
「腹の底。肝臓かなあ。肝胆合い照らす、みたいな。
でも、私の肝臓、反省したことないかな。あの人(元アイドル男性)は、たぶん、アル中なのだろうが、肝臓で反省していると言っていいものか」
腹の底は、内臓しかないぞう。お腹の調子が悪いときは、胃薬を飲むが、腹の底では、反省はしないかな。