本日も、大東文化大学の学校祭を訪問しました。
大東文化大学は、近所にあり、見たところ、上品なお坊ちゃまお嬢様学校な雰囲気。
国文学研究会の会場では紅茶とお菓子をいただき、学生さんが書いた「飄々」という短編集を読んだ。
どの短編小説も良かったが、荒井源という人が書いた「秋風は君を置き去りにした」は秀逸だった。
仲の良い先輩が自殺してしまい、残された主人公が、生きる意味や死ぬことの重さなどを考える内容だった。
私は、死にたいと思ったことはない。
人生は、生きてるだけで楽しい。
でも、家族や友人が自殺したり、不幸なら自分も辛いだろう。
国文学研究会の小説を読んだあとに、軽音楽のステージを見ました。
B'zのカバーらしき歌が演奏され、ボーカルの男性が、「ウルトラソウル」と叫ぶ。
次に、クラシックギタークラブの部室で、バッハのフーガや、ジャズの演奏を聴きました。
これまた、すごく上手で、特にバッハのフーガは、素晴らしかった。
次に、広い講義室で、管弦楽の演奏を聴いた。G線上のアリアがいちばん良かった。
私たちがいちばん見たかったのは、大東文化歌謡祭で、選ばれた美声の人が、歌を披露するものでした。
夫は
「今の若い人は、どういう歌を歌うのだろう。時代についていけない」
「back numberとか、ボカロとかじゃないの?」
しかし、予選では、「さよならエレジー」のような、夫も歌うものもかかり、
知ってる歌が披露されると、気分もほぐれた。
決勝で、Superflyの「beautiful」と、レジェンダーズという男性アイドル(2.5次元か)の「legacy of spirits」が歌われ、
Superflyを歌った人が優勝したが、
レジェンダーズを歌った人も、素晴らしい歌唱力で、
レジェンダーズという人たちも、相当、歌が上手いのだろうと想像された。
男性アイドルというか、声優なのか。
今まで、レジェンダーズという人たちを知らなかったので、勉強になった。
大東文化の名前のとおり、文化的な文化の日の振り替え休日だった。