ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

大東文化大文化祭、牧丘のたぬき蕎麦

 3年ぶりに近隣の大東文化大学の文化祭があり、行ってみました。バンド演奏、クラシックギターの演奏、ダンス、お琴の試し弾きなどをやりました。

 まずは、和楽器クラブでお琴の試し弾きに挑戦、「桜」を弾いてみました。お琴は13弦あった。ということは、12音あるから転調しないで、グッバイ宣言とかいろいろ弾けるのだろう。

 昼飯時になり、キッチンカーの周りに人が長蛇の列だったので、近くの「牧丘」という蕎麦屋で温かいたぬき蕎麦といなり寿司を注文する。美味しかった。

「お蕎麦屋はいなり寿司の良し悪しでレベルが分かるというのが、私の持論」

「ここは安くて美味しいね。お稲荷さんも美味しい」

 そのあと、学校に戻り、音楽に合わせてのダンス部の演技を見た。みんな上手だった。

「最近の歌は分からないな」

「さっきのは、Ayaseという人のシネマという曲で、人間と合成音声で作ったバージョン、今のは、ギガという人が作ったたぶんチェンジと発音する曲。ボカロ曲だよ」くらいは説明したが、

 しかし、大半の曲は、韓国のダンスボーカルグループの楽曲で、BTS以外はよく分からなかった。韓国は、ダンス先進国なのだと感じた。

「テレビでは、今かかっているダンス音楽、やらないね。今の若い人、テレビ見ないんだ、と何となく分かる」

 それから、クラシックギターの発表会を見ました。残響散歌、ピアソラの「ミケランジェロ」という曲が素晴らしかった。残響散歌は、高島平祭りでも演奏されていたなあ。

 国文学研究会も覗いてみた。人が書いた小説は、秘密の手紙を読むみたいで、ドキドキした。

 さらに、バンド演奏を聴いた。マイクテストで弾いていたキーボードのメロディで、「たぶん、ずっと真夜中ちゃんの歌を歌うよ」というと、バンドは「脳裏上のクラッカー」と「秒針を噛む」を歌った。

「知ってる歌がかかると、ほっとする」と野良猫が言う。

 夕方になると寒くなり、このあたりで引き上げた。楽しかった。