ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

小樽の「浅草寺」、市役所食堂、旧日銀で一億円の札束の重さ体験、北海道初のアイスクリーム店パーラー美園

 小樽市に「浅草寺」(あさくさでら)というお寺があり、観音様や弁天様が祀られていると聞いて、以前は浅草を歩くのが好きだった私は、興味を感じて行ってみた。

 北24条から小樽行きの高速バスに乗り、40分くらいで小樽に到着、坂道を登り、お寺に行ってみると、やや寂れた雰囲気のお寺で、入口に「浅草寺」と書かれていた。何だか、不思議な雰囲気の場所だった。

 それから坂を降りて、市役所に行き、地下の食堂で食事した。スペシャル定食を注文すると、陶器の器におかずが並ぶ。「陶器のお皿なんて、旅館みたい」

 食事が終ると、坂道を下り、小樽の繁華街を歩きました。寂れたようなスナックが何軒も並ぶ。海の男などが漁を終えて飲みにくるような、演歌みたいな世界があるのだろうか。

 手宮線という廃線跡があった。何か、懐かしい光景だった。

 浅草寺からの坂道をまっすぐ降りると、「浅草橋」という小さい橋があった。台東区にある、神田川にかかる橋と同名だった。東京から入植した人が、故郷を偲んでつけたのだろうか。

 私たちは、今は金融資料館になった旧日本銀行の建物に入った。小樽はかつて、商業の中心地だった。資料館では、一億円分のお札(に見立てたもの)を持ってみたり、1000億円分の一万円札の模型を見たりした。「大谷翔平の収入はこれくらいなんだ」と野良猫は言ったが、実感湧かなかった。

 それから、アーケード街の「パーラー美園」という、北海道で最初にアイスクリームを販売したという老舗の喫茶店にいき、フルーツパフェをたべた。だいすけPという作曲家が、「美園」というボカロ曲を作り、素敵だと思って、パーラー美園に行ってみたかった。

 小樽名物のぱんじゅうも買ってみた。西川のぱんじゅうは、なかなかレトロだった。

 他店のぱんじゅうも買って食べ比べてみた。

 レトロなお土産。