ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

ラベンダー香水を買ったホテルの売店には木彫りの熊や魔除けのニポポ像は見かけない

 今朝9時半のバスで札幌に戻りました。洞爺湖は朝から雨で、別れを惜しむ涙のよう。朝食の後、売店でお土産や記念品を買いました。

 観光地のホテルの売店は、昔は、鮭を咥えた木彫りの熊の置物や、ニポポ人形というアイヌの酋長?と奥さんの木彫りの像が置いてあったが、最近はそれらの民芸品はほとんど見かけない。

 あるのは、白い恋人やロイズの生チョコのようなお菓子、ガラスや水晶で作られた美しいアクセサリー、東京リベンジャーズや鬼滅の刃などのアニメのグッズが多かった。鬼滅の刃などのグッズは持っていれば30年後「令和レトロ」になるかもしれない。

ウィキペディアからお借りした旭川市のニポポ像)

 ニポポ像は幸運を呼び、魔除けになり、願いは必ず叶えてくれるという、アイヌの人たちが作っていた木彫りのこけし風の人形で、それを網走刑務所の受刑者たちが作り、観光のために売り出して広まりました。  

 ニポポ像は、木彫りの熊と並んで、北海道では昭和の頃、たいていのご家庭の玄関や床の間、書斎に飾られていました。私の実家にも昔、父の書斎で見た記憶があります。しかし、時代が変わり、こういうインテリア類は敬遠されるようになりました。

 私は、マグネットとラベンダー香水を買った。行きのバスで中山峠で休憩した時に、ラベンダー馬油を買っていた。