ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

エビナマスジ氏、吉川忠英氏のライブ@サッポロファクトリー

 本日、サッポロファクトリーで、エビナマスジ氏と吉川忠英氏のライブがありました。エビナマスジ氏は、稚内市の出身で、札幌を中心に活躍するシンガーソングライターで、透き通った美しい歌声の持ち主だった。癒やし系の音楽だと思った。

 吉川忠英氏は、イルカ、松任谷由実夏川りみ福山雅治さんらの楽曲のギターの編曲を担当したベテランミュージシャンで、札幌でのライブのために北海道に来て、ファクトリーを訪問したということです。「明日は発寒の知人の店でライブがあります」と語る時、「はっさむ」ではなく「ほっさむ」と発音するのが、本州から来た人らしかった。

 吉川忠英氏が奏でるギターは、華やかできらめく音色で、「カントリーロード北国の春がアンコ入り)」「なごり雪」「優しさに包まれて」「涙そうそう」「ムーンリバー」などを歌いあげた。味のある歌声だった。

 エビナマスジ氏と吉川忠英氏は最後に、もう一人のギタリストも交えて、エビナマスジ氏の歌声で、中島みゆきの「糸」を歌い、素晴らしかった。人との出会いが糸のように繋がり、暖かい織物になってほしいと思った。

 サッポロファクトリーは、音がよく響き、なかなか良かった。

 帰りは、ファクトリーの近くの中央バスのターミナルから、石狩行きのバスに乗り、北24条で降りた。「地下鉄に乗るより、バスのほうが安いんだよ。乗り換えもないし、楽だよ」と野良猫が言った。