ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

札幌北区の銭湯、スーパーの魚のおかず

 昨日、引っ越し業者の人たちがあっという間に家財道具を運びだし、私たちは羽田空港から新千歳空港に飛び、最終のエアポート快速で札幌に到着しました。

 東京から戻った野良猫は実家で「これからはずっと近くに住んでくれるの?私たちも安心する」と歓迎された。さっそく、親に頼まれた買い物、庭の草むしり、ガレージにある何やら重いものを片付け、少し遠いゴミ捨て場までのゴミだしなど雑用を言いつけられ、お駄賃をいただく。

 それから、散歩がてら、北24条の部屋を見に行くと、近くの学校から、吹奏楽の響きが聞こえて、よあそびちゃんの「アイドル」だった。「上手だね。札幌北高ではこんな難しい曲をやるんだ」と野良猫は感心したが、それは、小学校だった。

 お昼は、イオン系スーパーのマックスバリュで特大チキンカツを買った。バスで帰宅し、家に着いたとたんに、激しい雷雨になり、「タイミング良かったね」と胸をなでおろす。

 チキンカツは、なかなかおいしかった。「この特大チキンカツが、298円。安いねえ。二人で分け合ってちょうど良いのに」「(実家の)炊飯器のご飯があれば、これだけで定食になるよ」「ソースがないから刺身醤油をかけたら、意外とその方がさっぱりしておいしい」

 午後は銭湯で気持ちよく温まり、夜は、近所の生協で棒鱈の煮付けなどの魚のおかずを食べて、おいしかった。

「こんな棒鱈、二人で分けてちょうど良いよ。これが、298円。居酒屋で食べたら、倍の値段をとるよ」「二人で分けてちょうど良いから、一人150円と思えば、居酒屋なら4倍じゃない?」「そだね。あそこの生協は、けっこう、おかずが充実してる」「東京なら、築地や豊洲に行かないと食べられないよ」賛辞を口にする野良猫は、すっかり、道産子に戻っていた。