杉並区にある父方の祖父母が眠るお墓に行きました。墓石を洗い、水を取り替え、お花、お菓子、お線香を手向けた。
「来月、札幌に戻ったらもうここには来れないけど、これが最後になると思うけど、今までは心の支えになってくれて、ありがとうございました」
墓石は答えないけど、一応挨拶して、けじめをつける。
急に雨が振り出し、蒸し暑いような涼しいような、でも、もう夏の終わりの気配を感じた。
それから、巣鴨にいき、「日高屋」というチェーンのラーメン屋さんで、冷し中華と餃子のセットをたのんだ。昔、浅草で三味線を習っていて、帰りには、しばしば、日高屋で冷し中華や油そばを食べて、おいしかった。
札幌には日高屋がないので、食べ納めだった。巣鴨の日高屋は、ホール係の女性店員さんの応対が良くて素敵だった。
札幌の麻生のダイエー(イオン)に、「東京五十番」という中華料理の店があり、東京のラーメン屋さんが札幌に進出したらしく、昔はよくそこでラーメンを食べて、これが東京の味かと思ったが、東京では日高屋ばかりだった。
今は、札幌に、松屋、なか卯、王将もでき、食べなれた味があるので、良かった。
昨日、テレビの「ありえへん世界、埼玉県VS東京23区外、生態調査」なる番組で、出演者の方が「都民と県民とで全然ちがう」とおっしゃり、
わたしはふと、「今まで、北海道の道民、東京都の都民、大阪府の府民になったことはあるけど、県民になったことだけはないなあ」と言うと、野良猫氏、
「俺、大学は名古屋だったから、県民になったこと、あるよ。道民、都民、府民、県民、全部になったよ」と得意そうだった。