ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

甘酒茶屋と箱根の関所、熱海の起雲閣

 箱根の甘酒茶屋と関所、熱海の起雲閣をまわり、熱海の伊藤園ホテルに泊まりました。芦ノ湖に来たのは初めてです。かつての知人が、「野暮と化け物は箱根の関所の向こう側にいるのさ」と言っていて、箱根の関所を見たいと思っていた。

 レンタカーで雨の東京を出発し、旧東海道の七曲りの山道を越えて、江戸時代から続く甘酒茶屋の店に到着した。

 薄暗い店内に入り、温かい甘酒と力餅(うぐいす餅といそべ餅)を注文し、畳の座敷にあがった。

 階段箪笥が置かれ、神棚や書が掛けられた室内には、囲炉裏の火が燃えていた。奥に床の間がある部屋があり、私たちはそこで甘酒を飲んだ。おいしかった。

 隣接する古民家は、資料館と休憩所になっていて、「神埼与五郎の詫証文の場」が人形で再現されていた。

「車がない時代の人は、箱根を越えるのは大変だったろうね」「駅伝の人もすごいね」

 それから、芦ノ湖を見てから、復元された箱根関所に向かった。建物の近くに寄るなら入場料がかかるが、通るだけなら公道なのでお金はかからないと言われて、とりあえず、通るだけ通った。気分だけ味わえば良かった。

 関所を見てから、宿泊するホテルがある熱海市に向かい、まずは「起雲閣」を見学しました。

 起雲閣は、元は別荘で、それから高級旅館として、三島由紀夫太宰治などの文豪が宿泊したそうです。

 控えの間や床の間がついた高級な部屋、ローマ風浴室がある贅沢な高級旅館を見て回り、野良猫は、「作家ってお金持ちなんだなあ」とため息をつく。「太宰治という人は、実家はお金持ちだし本人も頭が良いし、容姿もそこそこだし、こんな高級旅館に宿泊できるのに、自殺しちゃって、もったいなかったねえ」

 見学が終わってから、熱海の伊藤園ホテルに行きました。レトロな雰囲気で、部屋も広かった。

 夕食は、熱海駅で駅弁を買うつもりが、値段が高いので、物産館みたいな場所で、ホタテの炊き込みご飯とちらし寿司を購入した。

 ホテルの温泉が気持ち良かった。