ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

十条の篠原演芸場で大衆演劇、いつまで東京に居られるか

 本日初めて、十条の篠原演芸場に入り、座長の「恋川純弥」さんたちの大衆演劇を見ました。踊りも素晴らしかったが、芝居も良かった。

 いきものがかりの「HANABI」で幕があき、「LOVE PHANTOM」(B'z)、「二度惚れ酒」(水沢明美)、「こんな女に惚れてみろ」(北野好美)、「田原坂」(AGA-SHIO)、田原坂は民謡とピアノのコラボが美しかった。

 さらに、「さくら音頭」(木津茂理、木津かおり)、「華振舞」(和楽器バンド)、「神羅の野望」(岡崎司)、「マリア」(Hwa-Sa)など、いろいろな歌が使われた。

 演劇は、「泥棒哀歌」というもので、今は盲目の母、食堂で働く妹と真面目に暮らす青年に、かつて付き合った悪い仲間が、「錠前破りに協力しろ」と詰め寄る。青年は、仕方なく協力するが、青年と母親の会話を聞いていた悪い仲間の一人が、青年が本当の息子ではないことを、会話からさとる。泣ける話しだと思った。

 

 先月、札幌に戻った時に、いずれは親の介護で東京を離れることになるのでは、と考えるに至った。

 なので、今のうちに、行けるところには行って、卒業論文を書こうと思った。大衆演劇も飽きるほど見れば、憑き物が落ちるかも知れない。

 先のことは分からないし、10年後の自分も分からない。今できることは、今やりたいと思う。