高島屋日本橋店本館で開催されている「新しい時代とともに～天皇皇后両陛下の歩み」展を見てきました。
デパートの正面玄関に御成婚パレードに使われた黒のロールスロイスが展示され、若き日の美しいお二人の写真が飾られる。
天皇陛下が生まれ、成長し、登山やポロ競技などスポーツに打ち込み、学問して留学し、公務結婚を経て長子愛子さまが誕生し、皇后陛下とともに海外国内でともに歩まれる写真がずらりと展示された。
写真のなかの若く美しく聡明なお二人が、年を重ねて円熟した風格あるお姿になってゆくのを順をおって観ていきました。
天皇制は、「明治の文豪」「昭和の名曲」など、「この時代にはこういう人がいて、こういう文化があった」という目印でもあると思います。
わたしにとって天皇とは、直接会わない遠い世界の人だが、「平成にはこういう歌があった」「美空ひばりさんは昭和の終焉と共に去った」と思うように、歌の世界で結びついていた。
だが、昭和が終わると、何となく、「90年代のJpopと言えば、小室哲哉さん」というように、西暦のほうが、座りが良くはなった。昭和の私はクラリネット、平成は三味線、令和にはギターを弾いているけど。
