ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

銭湯の花火の湯、蓮根縁日の手花火


 ときわ健康温泉の朝風呂に行くと、今日は芍薬の花の甘い香りの、ピンク色の「花火の湯」でした。秋の気配が近づくなか、銭湯で暖まる。
 夜、花火がうち上がる音が聞こえたので、蓮根図書館裏まで行ってみると、公園で「蓮根縁日」が開かれ、子供たちが手花火をしていました。浴衣や浴衣ドレス?、甚平などを着たお子様や若者が、思いの外たくさんいた。

 お好み焼きやわたあめなどを売る露店もあり、走り回るお子さんや、若いカップルもいて、お祭り気分が盛り上がる。

 手花火と露店だけのシンプルな縁日ですが、久々のイベントで、みんな、楽しそうだった。
 花火大会の大玉の花火ではなく、ファミリー向けの手花火は、久しぶりに見て、懐かしかった。
「俺も子供のころ、従兄が遊びに来ると、みんなで花火をやったよ。懐かしいな。あと、ロケット花火もな」と野良猫も回想する。
「ロケット花火って何」
「上に飛ばすために、瓶に突き刺す花火だよ。音だけだよ」
 手花火の子供たちも数年後、
「私が小さいとき、近所の公園で花火をやってね、出店もあったよ」と回想するだろう。
 あまりにも長蛇の列だから縁日では何も買わなかったし、手花火は見るだけだったが、でも、夏らしい夏を満喫し、秋になっていった。