今日は、いつものカレーショップでお昼を食べて、幾つか用事を済ませてから、巣鴨駅近くの「区民ひろば仰高」にて、落語サークルの人による落語会(木戸銭無料)に行きました。
途中からなので、「厩火事」「目黒のさんま」だけ、聴けました。
厩火事は、旦那と喧嘩した髪結いの女房が、大家から、「唐土の孔子さまは、厩で火事があった時、馬より従者の命を心配した。しかし、ある金持ちは、趣味で集めたお皿を持って奥さんが階段から落ちた時、奥さんよりお皿を心配し、結果、離婚になった」と聞かされ、旦那が大事にするお皿を転んで割ると、亭主、
「おまえ、怪我はないか」
「私の体を心配してくれるのね」
「だって、おまえが怪我したら、明日から、おれ、遊んで暮らせないから」
そっちかい。
演者は、渋い着物をお召しの女の人で、人の着物姿を見ることさえ久しぶり、そのこなれた着物姿が粋で美しい。
今年は、コロナで、花火大会もなく、着物姿どころか、浴衣や甚平の若者さえ見なかった。
目黒のさんまが、かかると、もう秋だなあ、と思います。
以前は、上野の鈴本演芸場で、二つ目の人による土曜の早朝寄席(500円)や、四の市での巣鴨信金での無料の演芸会に足を運んでいましたが、
このところは、そういうイベントがなかったので、楽しかった。
#目黒のさんま
#厩火事