ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

房総の温泉・座頭市の石碑・老舗の蕎麦屋

今週のお題「あったか~い」f:id:natumeroyoko1:20211127191648j:plain

 友人宅に泊まった翌日は、二人で日帰り温泉に行きました。
 飯岡しおさい温泉ホテルで、久々に黒湯の温泉を楽しんだ。冷えた身体が温まる。
 そのあと、二人で周辺を散歩した。
 「座頭市物語」の文学石碑がホテルの敷地にあった。勝新太郎ビートたけしが演じた盲目の剣術者の映画はヒットしましたが、座頭市は幕末の房総にいた実在 の盲目の侠客だそうです。ただし、映画は原作より脚色もあるようです。
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 海岸では、若者がサーフィンをしていた。きらきら光る波の向こうに消えて行く引き締まった身体の若者たちは、まるで人魚姫のよう、
東日本大震災の時は、この辺りも津波の被害を受けたのよ。あのホテルの一階もやられた。津波がきたら、ホテルの上の階まで避難しなくては」
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 友人は入院しているお母様に会うために病院に立ち寄り、私はロビーで待った。新型コロナのため、面会は短時間だった。
 育児も介護もこなし、孫の顔も見れた友人が、少し眩しく見える。私は、のほほんと生きてきた。
 それはともかく、お昼は駅前の老舗の蕎麦屋で食べることにした。
「昔は本家に行くとこの蕎麦屋から出前をとった。あの寿司屋は同級生の誰ちゃんが継いだ。どこそこのガソリンスタンドは、同じ中学をでた某ちゃんが経営している」
と友人が思い出話をする。小さい町で、みんな、それぞれの役をこなして生きているのだろう。
 お蕎麦はおいしかった。また会おうねと約束しました。
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