今年のゴールデンウィークは、コロナの関係で北海道に帰れず、母を失望させた。
東京では、新型コロナの感染者が毎日、50人出ており、大半は夜の繁華街に勤務する若者らしいですが、やはり、移動はリスクがあります。
どうしようかと迷ったのですが、でも、以前よりは下火になった気がして、行くなら今しかない、と北海道に行きました。
金曜に来て日曜の昼に帰るので、母は
「もう、帰るの?」と残念そうだが、今は、遠出しないことになっており、バイトを休めなかった。
「また、近いうちに北海道にいくから」と安心させる。
バイトを休まず、週末の休みを使ってちょこちょこ訪問するほうが、破綻がないだろう。
新千歳空港から室蘭方面に行く高速バスは、運休していた。仕方なく、値段は高いが、南千歳乗り換えで、電車で帰ることにした。
北海道は寒かった。
高校時代、よく通った駅前の喫茶店や本屋は、シャッターが閉まっている。
ただでさえ、慢性的に不景気なのに、コロナが追い討ちをかけたのだ。
だが、近所の神社では、新型コロナ封じらしく、「夏越の祓」の茅の輪が作られていた。
水無月の夏越の祓する人は千年の命延ぶといふなり、と唱えながら輪をくぐる、説明書きもありました。
輪をくぐり、疫病退散を念じてから、近所の銭湯でゆっくりお風呂にはいり、温まる。なかなか、いい湯でした。
夜は、母がお寿司をとってくれた。
コロナは心配だが、なるべく、人混みに出ないように、池袋や赤羽などの大都市に行かないようにしています。