ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

特茶スライダー、節分会豆まき祭と芸者さんの演舞@成田山新栄寺

 本日、成田山新栄寺にて節分会豆まき祭があり、それに先立って、札幌駅前の赤レンガテラスの臨時スケートリンクでの「特茶スライダー」というイベントに参加しました。ペットボトルの特茶が氷の斜面を滑り、ボトルが倒れたら1本、倒れなければ2本もらえた。

 私たちは、「白い恋人」の顔出し看板でも写真を撮ってもらった。

 それから、すすきのまで歩いて、成田山新栄寺に到着すると、本堂ではすでにたくさんの人が場所取りをしていて、私たちは緋毛氈の端に何とか座って待っていた。

 やがて、住職さんが挨拶し、「節分では鬼は外、と掛け声をかけますが、鬼は頭には角があり虎の皮のパンツをはいています。何故かわかりますか。鬼は、鬼門から来て、鬼門とは丑寅の方向なので、鬼は牛の角と虎の皮のパンツなのです。成田山新栄寺ではお不動様を祀り、お不動様は鬼門の反対の裏鬼門から来て、お不動様の前では鬼も改心するので、だから成田山では、福は内だけで鬼は外は言いません」と説明した。

 それから「さっぽろ名妓連」の綺麗な芸者さんが登場し、三味線と歌に合わせて踊りを披露した。とても綺麗で品の良い方たちでした。以前、赤坂や神楽坂でのイベントで芸者さんの踊りを見て、美しいと思ったが、札幌でも見れると思わなかった。

 護摩祈祷の炎が上がり、住職さんが御経を詠み、それが終わると豆まきが始まった。芸者さんたちも豆を撒いた。炒った大豆と落花生が入った小袋をいくつか拾えて、「節分会福御守 成田山新勝寺」と書かれた御札付きの小袋もあった。「千葉の成田山新勝寺と書いてある。本山だね、有り難い御札をいただいたよ」すると、隣にいた女性が、「その御札はお財布に入れたら良いのですよ」と教えてくださる。

 そういえば、子供の頃は豆まきには、落花生と銀紙に包んだ小さいチョコレートだった。北海道では落花生が使われた。東京にきて、本州では炒り豆を撒くのだと知った。

 成田山新栄寺では千葉の本山の新勝寺にならうので、炒り豆なのだろうか。