本日、すすきののトーホーシネマズにて、「カラオケ行こ!」を観てきました。主演は、綾野剛、齋藤潤。X JAPANの「紅」を上手く歌いたいヤクザ成田狂児と、変声期となりボーイソプラノが出にくくなった真面目な中学生で合唱部部長、岡聡実との交流を描いたもので、笑える映画でした。
「今どきの中学生は何歌うん？３代目米津玄師か？」「米津玄師は１代しかいないですよ」と、ジェネレーションギャップのある会話に、野良猫は大笑い。綾野剛という人は、中学生との会話では、優しく話しかけ、荒ぶった様子は見せないが、充分にヤクザに見えるのだから、役者さんはすごいものだ。
中学生活最後の合唱コンクールの会場に向かう聡実は、いつも２人で行ったカラオケ店の前で大破した狂児の車を見つけ、合唱コンクールは辞めて、狂児が出るはずだったヤクザのカラオケ大会の会場のスナックに向かう。そこで、狂児が地獄に行ったと聞かされ、鎮魂のために、「紅」を歌うがボーイソプラノは歌の終わりではすっかりかすれて、高音が出なくなる。この歌を歌う間に、聡実は子供から大人の世界に入ってゆくことが、シンボリックな感じだった。しかし、歌い終わった聡実の前に現れたのは？
「狂児が地獄に行った」と言いながらカラオケに興じるヤクザの人たちに、真面目そうな中学生がブチ切れる場面は、ヤクザの人がブチ切れる場面より怖かった。
これは、同名の漫画が原作ですが、漫画は読んだことがありません。
トーホーシネマズは、ココノススキノに新しくできた映画館で、auプレミアムで割引になった。
劇中歌
合唱曲は、
「影絵」、
「心の瞳」、
「その木々は緑」
「紅」（原曲X JAPAN）（カラオケ行こ!とのコラボのLittle Glee Monsterによる合唱曲アレンジ）
「Lemon」米津玄師
「月のあかり」桑名正博
