ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

Ambitiousライブ@サッポロファクトリー、みよしののカレー、古い商店の建物、普通とは何か

 本日、サッポロファクトリーで、刑務所の受刑者の方が作った家具や農産物などを販売する北海道矯正展があり、Ambitiousというダンスボーカルグループのライブがありました。

 ファクトリーまで歩く途中、北24条の「みよしの」に寄って、ぎょうざカレーを食べた。札幌に松屋吉野家がなかった時代、みよしのは、安くカレーを食べられる店で、昔はよく通った店だった。

 北7条東4丁目で、偶然、高城商店という古い建物を見かけ、写真を撮った。今は営業してないようだが、人は住んでいるようだ。「トリスウィスキー」「塩小売所」の看板が懐かしい。私が子供のころ、塩を売る店はわざわざ「塩」と看板を出していた。

 そのライブは、「北海道矯正展」のイベントの一環で行われ、ライブの前に刑務所服役経験のある男性が講演をしており、覚醒剤で逮捕されたが、今は働ける喜びや、「普通に生きることが難しい」と語っていた。それを聞きながら、「普通って何だろう」と思った。

 日常会話で、人が言う「普通」とは、個人から見える範囲の社会の「最頻値」だと思う。

 子供の頃は、「普通」の生き方とは、高校なり大学を卒業して就職、結婚、子供を生み育て、地道に生きることだと思っていたし、周囲にはそういう大人が多かった。今では、世の中にはいろいろな人がいて、みんなそれなりに頑張っていて、何が正しいということはない、と考えが変わった。いろいろな人と出会い、考えも変わる。

 その後、Ambitiousという北海道出身のグループのライブがあり、歌も上手くて元気いっぱいな人たちだった。