ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

思い出の西新宿高層ビル群を歩く

 
 2000年頃、バイトしていた西新宿のパークタワーや新宿NSビルを、20年ぶりに訪問しました。
 パークタワーまでは新宿西口からOZONE(オゾン)バスという小型バスが今も走っています。
 私は、当時、新宿パークタワーの8階の社員食堂「麺蔵」で働いていた。職場の雰囲気は悪かったが、一人だけ、劉さんという、中国籍の華僑の実業家のお嬢様である綺麗な女性だけが親切に仕事を教えてくれ、担々麺の味見をさせたりした。
 客として店に入り、担々麺といなり寿司を注文した。店内は、テーブルの配置が変わったし、改装したのか、綺麗になっていた。
 価格はかなり安く、それは変わってなかった。美味しかった。

 8階の店の窓からの景色も眺めたりした。

 それから、店をでて、十二社の熊野神社方面へ歩いた。50年前になるが、1970年頃、親族が西新宿4丁目に住んでいて、みんなで、新宿中央公園に遊びに行き、8才の私は初めて見る幅の広い大型の滑り台に、ワクワクしていた。

 つまらないことだけど、それは、私と東京との出会いの一つなのです。今は新しい滑り台になったけど。
 それから新宿NSビルに向かった。ここの30階の「串揚げあずさ」という店にもバイトしていた。店はすでに閉店していたが、ビルのロビーの大時計は変わらなかった。

 このビルは景色の見えるエレベーターがあり、35歳の私はそれに乗るのが好きだった。

 西新宿は、水源地?くぼ地にあるので、NSビルの二階部分からも道路が作られ、住友ビルの方まで歩けた。植え込みがある空中遊歩道を歩くのも楽しかった。

 ただのバイトだけど、東京を象徴する高層ビルのなかで働いたことは、東京に立ち向かえた感じがしていた。
 写真は今はなき串揚げあずさです。