ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

上京記念日・昔住んでいた経堂あたりの夢

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 1999年2月25日は、札幌から東京にきた日です。9年くらい世田谷区に、11年くらいくらい板橋区にいます。

 が、時々、昔住んでいた経堂や梅ヶ丘あたりの景色を夢にみることがあります。

 夢だから、断片的ですが、梅ヶ丘の羽根木公園や、経堂のすずらん通り、その近くの庭が綺麗な見知らぬ人の邸宅、桜が綺麗なお寺など、歩いているのです。

 

 はじめて東京にきた日は快晴で暖かく、雪が積もった札幌とは対照的で、東京は(世田谷は)緑が多く花も美しく、

 泣きながら飛行機に乗った夫は、笑顔で東京の大都会を見ていた。

 最初に住んだ経堂駅から歩いて20分のマンションは、広いが家賃15万、

 3年後に、家賃4万の世田谷区千歳烏山公社住宅が当り、野良猫は、「安くて満足」と言ったが、

 そこも、建て替えになり、2009年に、板橋区高島平の6.5万の公社住宅に移った。多少、高いが、でも、板橋区は物価は安くて庶民的、団地が多くて地方出身者など仲間も多く、楽しかった。

 

 でも、庶民的で明るい仲間と安いスーパーめぐりの高島平より、なぜか、家賃高くて、ちょっとハイソな経堂あたりの景色が、今も目に浮かぶ。 

 女優の松坂慶子氏の邸宅を見かけたり、芸能人がくるらしい寿司屋があったり、というのはどうでもいいが、 

 桜が美しいお寺や、梅ヶ丘あたりの梅とか、編んだ草履も並べたすずらん通りの靴屋とか、すごく、懐かしい。

 

 2000年ころ、東京が珍しく、ガイドブック片手にあちこち出かけた。

 私もまだ30代の若さで、友人と、夜の新宿を歩いたり、「どん底」という店で飲んだり、そんなことも、あったなあ。

 

 また、経堂を歩きたい。

 どん底は、まだあるだろうか。今を大事に、過去の記憶も大事にしたい。