荒川の土手の遊歩道を歩き、朝霞市の朝霞水門を見てきました。
朝霞水門は、荒川と新河岸川が合流した地点にあります。
ここからは見えないが、新河岸川はさらに上流で黒目川と合流する。
写真では、右側の川が荒川、左側の細い流れが新河岸川になります。
私は、水門やダムなど、水のある風景を見るのが好きで、朝霞水門も見てみたいと思っていた。
川を切断するように、鉄の塊が川に刺さった光景はなかなか、ダイナミックだった。
住所で言えば、朝霞市下内間木で、このあたりは、川が集まる場所なので、昔から水害が多かったと言われます。
さらに歩いて、下内間木の氷川神社に行きました。
境内には、思った通り、水神さまの祠もあった。
荒川付近には、水神を祀った祠が幾つかあります。
何度も水害に見舞われ、もちろん、江戸時代から水路を変えたり、ダムや水門などの治水工事を繰り返しましたが、
やはり、最後は神頼み、人間の力では及ばないことも多かった。
お詣りしてから、氷川神社の近くの西福寺観音地蔵堂にも行った。
素朴な雰囲気のお地蔵さんがまつられていた。
すぐそばの畑で作業していた高齢の女性が
「お詣りですか、がんばりなさる」
と声をかける。
「ちょっとお詣りします。このあたりは、先日の台風は、みなさま、大丈夫だったでしょうか」
「おかげさまで、みんな無事で」
ダムも水神さまも、街を守ってくれました。