ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

もみじ台団地とひばりが丘団地をめぐる、厚別区区役所で食事

 新さっぽろから20分ほど歩いて、もみじ台団地を訪問しました。ここは、野津幌川と小野津幌川に挟まれた地域で、起伏のある広大な敷地に築50年くらいの5階建て市営住宅が立ち並んでいます。

 「もみじ台ショッピングセンター」というレトロなスーパーの2階の広場には、高齢者の方が何人か集まって、指導員の掛け声に合わせて、椅子に座ったまま体操していた。

 高齢者が多い団地と言われますが、団地の建物は、向かい合わせの部屋の間に階段が5階まである、エレベーターがない型式の住宅なので、階段の昇り降りはキツイと思う人もいるだろう。

 野津幌川の看板を見て、野良猫は「野幌は、津の字が入るんだね」と言った。アイヌ語で「ノポロペツ」とは、原野の中の川、という意味があるらしい。「明治時代に原野しかない北海道を開拓した人は、大変だったと思う」

 私は、団地マニアではないが、40年以上団地に住んでいて、特に東京では、安い家賃の団地に当選したくて願掛けしたことさえ、ありました。だから、団地やそこに住む住民の方を見ると、過去の自分や、東京にそのまま住んだ場合の未来の自分を見てしまう。

 南郷通りを新札幌駅に向かって歩き、厚別区役所まで行って、地下の食堂で食事した。「かき揚げ丼は夏野菜たっぷりだと美味しいですよ、ポークチャップ定食も人気あります」と説明され、野良猫は、600円のかき揚げ丼、私が650円のポークチャップ定食を食べた。美味しかった。

 それから、サンピアザやBiVi、DUOなどの商業施設を見て回った。建物は通路で繋がっていて、サンピアザにはイオンもあり、これらを回るとかなりのウォーキングになりそうだった。BiViは、なかなか洒落た造りだった。

 サンピアザのフードコートで、野良猫に、岩井畜産のソフトクリームを奢った。

 それから、ひばりが丘駅まで歩き、ひばりが丘団地を見た。東京の東久留米市にも、同名の団地がありますが、西武線の駅名は、「ひばりヶ丘」になります。

 ここは、建て替えが進み、高層住宅も多かった。もちろん、エレベーターのない古い住宅もあった。

「ここはサンピアザも、地下鉄駅も近いし便利だね」なかなか素敵な場所だった。