ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

かつて住んでいた千歳烏山を訪問

 2002年~2009年まで住んでいた千歳烏山を訪問しました。京王線の南側は明大前あたりから工事をしていて、何だろうと思うと、京王線を立体化させる工事のようでした。

 千歳烏山駅の南側に、春になると濃いピンクの花を咲かせる木があったが、すでにあたりは立体化工事のためか空き地になり、木はなかった。

 私たちはここでは、安い4万の古くて狭い住宅に住んでおり、住宅に当選した時、野良猫は喜び、毎日、嬉しそうに通勤していた。

 しかし、安くて駅近い住宅は建て替えになり、野良猫には手の届かない高級住宅になって、私たちは板橋区に移った。

 住宅はなくなったが、桜の木は少し残っていた。また、以前行った「団子の美好」も、建て替えてちょっと高級感がでて残っていた。桜餅を道明寺と長命寺二種類と串団子を買った。

 「深大寺門前そば」というのが以前からあり、今まで入ったことがなかったので、この機会に食してみた。冷やしたぬきがおいしかった。

 駅前のパン屋さんはシャッターが閉まっていた。アルバイトの面接のための写真を撮ったカメラ屋さんはまだあって、カメラ屋の主人が店の前に立っていた。千歳烏山のVELOCEで、訪ねてきてくれた昔の友人に会ったっけ、もう連絡もできないが。

 西友が見当たらず、隣に成城石井があった。豆腐の茂蔵がここにもできていた。

 思い出はいろいろあるけど、でも、今は新しい局面を生きているんだろう。成城石井より、業務スーパーのほうが、楽しい。今のほうが、自分らしく生きている気がする。過去を封印する気持ちで、電車に乗って帰った。