池袋サンシャインシティの噴水広場で、落語を聴きつつ足湯を楽しむイベントがあるので、参加しました。
まずは、池袋駅西口の「君塚」という立ち食いそば屋で、たぬきそばといなり寿司を注文する。野良猫も同じものを頼んだ。
「安くておいしい。よくこんな店を見つけたね」
それから、サンシャインシティ噴水広場に行って、「三遊亭ぐんま」という群馬県出身の若手落語家の「初天神」を聞きました。天神さまにお参りする父親についてきた息子が、参道の屋台を見て、あれを買って、これを食べたい、と騒ぐ内容です。
先月、連雀亭でも群馬県出身の落語家さんのお話を聞いて、初天神も聞きましたので、群馬県に縁があるのかな。
落語家さんは、噴水広場の右側の高座に座り、大きなスクリーンにその姿が映る。
「私なら、お祭りで子供が何か食べたいと言ったら、買ってあげるけど。我慢ばかりさせたら、反動で、大人になってから暴飲暴食すると思う。伸び盛りの若い人は、体が栄養を要求するのだから、食べさせたらいいのに」
「若いうちから我慢させないと、ろくな大人にならない」
意見が真っ向から対立したが、ぐんまさんは次に「新、北三国志」という新作落語を披露した。 魅力度ランキングで茨城に敗れ、最下位となった栃木が、群馬と手を組んで茨城と戦うが、グルメ、有名人、観光地といろいろなジャンルで戦いを挑むが、茨城に勝てない。しかし、茨城が和睦を申し出て、話を聞くと、真の敵は、埼玉と千葉なので、茨城と栃木、群馬が同盟を結ぼう、という内容だった。
県別魅力度ランキングで下位だとされる群馬の知事が抗議をしたという話は聞いたことがありますが、北関東はどこも風光明媚で綺麗な場所だと思った。もちろん、埼玉や千葉も素敵だった。
「こんど、群馬に行ってみようか」
そのあと、足湯に入る順番が回ってきた。ひのき風呂に似せて作った足湯に浸かると、昆布の香りがして、ジェットバスのような水圧もかかり、気持ち良かった。足湯だけでも体全体が温まるものだと思った。
とても気持ち良かったが、順番待ちの人がかなりいたので、適当なところで切り上げ、アンケートに答えて抽選をやり、ジュースとタオルをもらった。