ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

ドラム男子、バンドのグループラインから全員削除、連絡取れず、「ラブパッション」のイントロに挫折したか

 今月11日の月曜日、スタジオ「シーラカンス」でバンドメンバー5人集まり、レベッカコピーバンドが始動し、私は、キーボードパートをインスタコードで弾きました。録音したものを聴いても別に変じゃなかった。

 翌日12日、ボーカル女子とギター男子から「何かあったのですか」とラインが来て、すぐにグループラインを見ると、ドラム男子が私を削除したことが書かれ、よく見ると、メンバー全員がいなくなっていた。

 「ドラム男子さんは、ちゃんとしたキーボードがほしいから私をクビにしたのですか」「いいえ、全員がドラム男子さんに削除されています」「え、どういうことですか」「ドラム男子さんに連絡したけど、既読になっていません」

 月曜日、ドラム男子は、「7月に篠路でお祭りがあって、ライブできるバンドを募集してるから、みんなで出よう。ギャラは無いけど、野菜がもらえるよ」と話し、「野菜がもらえるの。それは良いなあ」とみんなざわめいた。「屋外だと音が飛ぶからね」などと経験者らしいアドバイスをするドラム男子にうなずき、みんなで楽しくランチを食べた矢先だった。ドラム男子も楽しそうだった。

 事情が飲み込めて、自分だけがクビになったわけではないと分かると、私はバンド名をつけたグループラインを新しく作り、ドラム男子以外を招待した。ラインでいろいろ対話しつつ、新しいドラムを探すことになった。

 レベッカの「ラブパッション」はイントロのドラムがかなり難しいと思った。もしかして、ドラム男子は、ラブパッションが難しくて嫌になったのだろうか。

 私は、ロックバンドに憧れはあったが、エレキもベースも才能ないし、キーボードやドラムは無理だしと諦めていた。インスタコードはメロディーが弾きやすいしコード弾きできるから、キーボード代用で加入しており、イントロと間奏ができれば、あとはコード長押しでどうにかなったので、場違いながらも、居させていただき、しばらくは草鞋を脱ごうと思った矢先で、カオスな夜だった。