今日、私がよく読むブログの作者が、文学フリマに出展するので、浜松町からモノレールに乗り、流通センターの第一展示場に行きました。
まずは、その人のブースに行って、冊子を購入してから、会場を回りました。
(この人の冊子を読んでの感想は後日書きます)
文学フリマといっても、純文学、ライトノベル、サブカルチャー、BL、百合、詩歌、俳句、戯曲、大衆小説、LGBTQ、アニメ研究、アイドル研究と多岐に渡っていた。
「今日のソ連」と書いた赤い冊子やソ連の国歌?のCDを売る人や、都内の路線バスすべてに乗った記録を書いた冊子を売る人などが目を引いた。
私は、アイドル研究の人から無料の冊子をもらいました。
世の中には、様々な価値観やディープな世界があるのだと、しみじみ思った。
文学フリマは、2002年 5月 大塚英志氏が、「売れない純文学に価値はない」などの純文学論争から、文学が生き残る手段として創設されたそうです。
かつて、「売れているラーメンがいちばん美味しいなら、いちばん美味しいラーメンは、インスタントラーメンだ」とどなたかがおっしゃったそうです。
売れない純文学や売れないライトノベルはたくさんあるかも知れませんが、社会的な成功はなくとも、誰かの胸に届く言葉はあるのではないか、少数のマニアのものでも良いのではないか。
追記。
少し前に、「夫のちんぽが入らない」という私小説が話題になりましたが、これも文学フリマから出展されたそうで、これを買い求める行列ができたそうだ。
#純文学論争