ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

北区志茂熊野神社の白酒祭り

 毎年2月7日に行われる北区志茂の熊野神社の白酒祭りを見てきました。3年ぶりの開催です。

 「鬼」と書かれた大きな的を、神職の方が射る、というもので、「白酒節」「豊島餅つき唄」などの地元の民謡が披露される、というものです。久々に民謡が聴けるかと期待しました。

 境内に入ると、すでに人がたくさん並んでおり、「鬼」と書かれた的の前に祭壇が作られ、お酒などのお供え物が並んでいた。北区の区長さんなど地元の有力者が、談笑していた。

 熊野神社には、木造の古い社殿が残っていて、趣があると思った。

 やがて、神事がはじまり、神主さんがお祓いをしたり、祝詞を唱えたりした。

 それから、神楽殿で民謡の会の人たちが、「白酒節」「豊島餅つき唄」を歌った。豊島餅つき唄は、以前私も歌ったなあ、と懐かしく思った。

 民謡が披露されてから、袴姿の人たちが弓矢で鬼と書かれた的を射る行事が始まった。区長さんや学校の校長先生、町内会の会長なども弓矢を持った。

 それから、甘酒と短冊餅が配られた。古い時代を伝える優雅な行事だと思った。