豊島区南長崎の、トキワ荘マンガミュージアムを訪問し、池袋の三原堂でお茶しました。
トキワ荘というのは、椎名町に実際にあった若き漫画家が集まって住んだアパートで、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、藤子不二雄などが住んだそうです。
四畳半の部屋には押し入れがついて、箪笥など置かれて再現された。共同の炊事場やトイレもあり、昭和の香りがします。
一階では、記念撮影ができるブースがあり、写真を撮ってもらった。テレビ画面をかたどった空間に鉄腕アトムと並んで、テレビに映ったように撮影できた。
本棚には当時の漫画本、「鉄腕アトム第一話」の視聴ができました。私たちは、鉄腕アトムというものは、テーマソングは知ってましたが、テレビを見たことがありませんでした。
21世紀初頭、天馬博士は一人息子のトビオを交通費事故で失い、その代わりに人造人間を作り、トビオと名付けるが、人造人間が成長しないことに腹をたて、サーカスに売り、そこでは人造人間同士が闘うショーがあるが、新たにアトムと名付けられたロボットは、相手のロボットを痛めつけることが可哀想でできない。
その後、サーカスで火災があり、ロボットたちは団結して人を助け、人権を回復し、アトムはお茶の水博士のもとに行く、という内容だった。
アトムが誕生する場面は、ショスタコービッチの革命、ベートーベンの運命的などの曲が使われていたのが、印象的だった。
「想像していたより、重い内容だった」
「映像に古くささがなく、斬新で、60年前のものとは思えないね」
アトムは、正義感があり優しい性格で、子供たちのヒーローになったようだ。
その後、池袋まで歩き、三原堂でお茶しました。二階の甘味処で、私はあんみつ、野良猫はお汁粉を食べた。