ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

ミルク32、琴似の「古里」、思い出の札幌めぐり

 4年ぶりにかつて住んでいた札幌を訪問し、思い出の場所をたどりました。

 まずは、ボカロの「北18条」という歌に

歌われる北区の北18条駅で降りた。歌の内容は、北18条を通ると昔仲良くした人を思う、というそれだけだが、私もこのあたりに住んでいたので、歌を覚えた。

 それから、4年ぶりに、かつて中島みゆき氏が足しげく通い、「ミルク32」(満島ひかり氏歌唱)という歌に歌われた喫茶店「ミルク32」に行った。「ねえ、ミルク」と歌のモデルになった人がここのマスターだとか。

 音楽スタジオも併設し、竹原ピストルサカナクションのメンバーも通った店だそうです。竹原氏は札幌の大学をでたそうだ。

 温かいココアを注文し、オールディーズの歌に耳を傾ける。生クリームが甘くておいしかった。 

 ここは、2度目の訪問で、以前は札幌に行くと、狸小路名曲喫茶「ウィーン」を訪問し、クラシック音楽を聴いていたが、すでに閉店しているので、ミルク32に行くことにした。

 中島みゆきさんは、学生時代にこの店の常連だったが、その後、全国区で人気になるとファンが店に押し掛け、迷惑になると訪問を遠慮したそうです。

 ココアを飲んでから、北区の北24条駅まで歩いた。北24条は、ススキノほどではないけど、スナックや飲み屋が多い繁華街だったが、以前よりは寂れて見えた。

 八百屋さんはまだ営業していた。

 北24条駅のバスターミナルも昔のままだった。

 ここの2階にもかつてはいろいろな店があったが、今は蕎麦屋さんくらいだった。

 80年代、独身だった時に、このあたりの、共同玄関共同トイレの家賃1万2千の六畳のアパートに住んでいて、貧乏でも愉快な日々だったが、建物はすでに取り壊されていた。

 北24条からバスに乗って地下鉄二十四軒駅を経由して、結婚してから住んだ西区琴似にいき、かつて何度か行った「古里」という居酒屋を訪問しました。

 昭和の雰囲気という人気店で、俳句仲間や父と、炭火で焼いた焼鳥を食べながら、俳句の批評をしあったこともあった。

 烏龍茶で焼鳥とコーンバターを食べながら、元気だった時の父を思い出した。

 食べ終わってから、地下鉄琴似駅近くのダイエーにいき、パンでも買おうと思ったが、ダイエーはすでに、イオンになっていた。

 ちくわパンが名物のパン屋さんでパンを買って、麻生行きのバスに乗って帰った。