ずぶぬれの二人の札幌

札幌でフリーライブとグルメを楽しんでいます。

弁天堂の白梅、荻窪の名曲「ミニヨン」で「運命」を聴く

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 荻窪に行く用があり、ついでに本天沼蓮華寺というお寺の弁財天を拝観し、荻窪名曲喫茶「ミニヨン」にも行きました。

 蓮華寺の弁天堂の傍らには、満開の白梅が美しかった。弁天堂には、立ち姿の八臂弁財天が見えた。

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 それから、「ミニヨン」を訪問しました。

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 二階に上がり、ドアを開けると、ちょうど、ベートーベンの「運命」第三楽章が流れていた。音声検索すると、フルトベングラーの指揮によるものだった。

 扉の横に、作り付けの本棚があり、「芸術手帳」などの音楽雑誌や音楽関連の書籍が並ぶ。カウンターの壁には、ずらりとレコードを納めた棚があった。

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 アイスウインナーコーヒーを注文し、懐かしいベートーベンの曲に耳を傾ける。

 飲み物の写真を撮りたいが、シャッター音が人の迷惑になると困ると思った。クライマックスの4楽章に突入するまで待って撮影した。

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 運命が終わると、次はピアノ協奏曲がかかった。初めて聞く曲だが、音声検索する前に、誰の曲か、見当をつけてみました。格調の高い流麗な曲だが、骨太の組み立て、甘美な中にも激しさを感じ、ベートーベンの曲だな、と思ったが、検索すると、ブラームスのピアノ協奏曲第二番だった。

 店内の床には、箱形のスピーカーが置かれ、音楽が身体に響くような臨場感がありました。音楽に聞き惚れると、その美しさに囚われて、身体が椅子に沈みこむようだった。

3月7日追記

 荻窪の「ミニヨン」という名曲喫茶で、ブラームスのピアノ協奏曲をベートーベンではないかと推量し、外れたましたが、その後、ベートーベンのピアノ協奏曲「皇帝」とブラームスのピアノ協奏曲第二番のCDを借りて聞き比べ、勉強しました。どちらも素晴らしい楽曲ですが、ベートーベンの曲は線が太く情景が目に浮かぶというか、絵画的な感じがした。