友人が、
「掃除機を安く入手したいが、量販店で買ったらすぐ壊れた。ジモティーで、無料の掃除機があるが、どうでしょうか」と言ったので、
「どれどれ。あ、これ、写真で見ても、古いし汚ないから、すぐ壊れて粗大ごみになりますよ。しかも受け渡し場所は、南長崎の駅から離れたコンビニです。止めたほうが良いと思います」
「先日、Aさんのクルマで、リサイクルショップを見たけど、安くて良いのがなかったの」
ジモティーという売買やメンバー募集の広告は、私はよく使っていて、やはり、古い家電は汚ないし故障しやすい。
いろいろ見ると、亀有で、1度だけ使用の掃除機を3000円で売る人がいて、ほぼ未使用なので、コンタクトをとり、亀有まで行って新品同様の掃除機をゲットした。
ヤマゼンの紙パック式で、普通に買えば6000円、アウトレットでも5000円だろうが、新品同様なので綺麗だった。紙パックは、100均の各社共通のものが使えた。
掃除機を持って帰ると、友人は、
「わあ、これ、新品でしょ。あなた、良いものを見つけるのが上手いし、早い」
久しぶりに聞く賛辞に、私も
「動作を確認しましょう。100均の紙パックは入るかな。あ、入りました。紙パックを取り替える時は、この形に切ってください。ダイソーで売ってます」
新品同様の掃除機を格安でゲットするというミッションを、上手くこなしたと思い、私も満足した。彼女のおかげで、私も居場所を得られる面があり、私こそ彼女に感謝しているので。
亀有にははじめて行きました。駅前には「こちら亀有派出所」の両さんなる人物の像があった。
亀有の両さんは、柴又の寅さんと並ぶ葛飾区の二大「名物男」だそうですが、二人とも虚構の人物だそうです。
板橋区にも、こういう名物男が居ないのか。