境内は出入自由な菊まつり
無愛想な猫もすり寄る夜寒かな
青空に伸ばす両手や秋うらら
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今日は巣鴨の四の市なので、行ってみました。大正大学のサザエ堂前や、巣鴨の眞性寺の境内では、菊まつりをやっていました。
サザエ堂からは、五色の紐が伸びて、柱には「諸願成就」と書いてあり、健康長寿を願った。
四の市では、出店が並べる古美術品や茶器、古い着物、リサイクルの服、CDなど、用はないけど、ついつい見てしまう。美しい茶器やこけし人形、着物の匂いや、樟脳の匂いなど、昭和の香りが漂う。巣鴨では、着物姿の女性も見かけて、素敵だなあと思う。
板橋区大山の「三代目茂蔵」という豆腐店で、いなり寿司やのり巻きを買って、巣鴨の菊まつりを見ながら、眞性寺の境内の休憩所でたべた。三代目茂蔵は、巣鴨にもあって、有名な豆腐店らしい。
「このおいなりさんは、本格懐石って書いてあるだけあって、やはり、美味しい」
「根菜とどんこののり巻きも美味しい。ボリュームあるね」
特選とか本格懐石という文字を見ただけで、高級感を感じた。